先月の8月18日にアサギマダラを撮りに、日光霧降高原(キスゲ平)に出かけた日に、「キアゲハ蝶」にも出会うことができました。
アサギマダラを求めて上っているときにもこの近くでキアゲハを見かけたのですが、停まって翅を休めることもなく飛び去ってしまいまいました。
そして山頂展望台を下りてきて、この場所バリアフリー通路を写真を撮りながら歩いていると、前方のアザミの花で吸蜜をする「キアゲハ」が目に入ってきました。
あまり接近すると逃げられてしまうので、静かに数歩よりカメラを向けました。
時々花から花へ移ったり飛び回ったりするものの、遠くへ飛び去ることもなく、この花の周辺で吸蜜をしていたのでじっくりと写真を撮ることができました。
今回使用したカメラは、NIKON D780」とレンズは「TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1」です。
レンズは購入後初めて使用するもので、今日はそのデビユーです。
単焦点レンズは私自身初めて使用するもので、その使用感などどのようなものか全く分からず手探り状態での撮影です。
そもそも単焦点レンズとは、名前は聞いたことがあってもどのようなレンズなのかもわかりませんでした。
購入するにあたってどの程度(焦点距離)のものを買ったらよいのかも分からず、ネットで調べてみましたが、自分がどの程度の焦点距離のレンズが欲しいのか、どの程度の焦点距離のレンズを買ったらよいのかも検討がつかず、TAMRONのホームページでMACROレンズを調べていたらこのレンズ「TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1」が出てきて、価格もニコンドットコムで30,990円と私が何とか手が出そうな価格だったこと、そして私がMACROで撮りたい被写体が花や蝶などの昆虫類なので、焦点距離がある程度長い90㎜(現在持っているレンズ24㎜-70㎜の標準レンズ1本)ということで購入を決断しました。
実際に使用してみて思ったことは、私がイメージするものと大きくかけ離れていました。
90㎜というともっと大きく迫力のある写真が撮れると思っていました。
が、実際に使用してみるとその思いは脆くも崩れ去りました。
この写真を撮った被写体との距離はおおむね3m~5m程度ですが、こんなに小さくしか撮れません。
ズームで手元に引き寄せることもできず、近くに寄ることもできず(寄れば逃げてしまう。自然公園で通路を外れて中に入ることもできない)、自分のイメージと大きくかけ離れていて、一瞬高い金を出して購入したことを後悔し、これなら高くても焦点距離の長いズームレンズを購入した方が良かったと思わずにはいられませんでした。
これもMACROレンズと単焦点レンズというレンズに関する私の知識不足が招いた結果です。
キアゲハがいたのは、1445段中500段目のバリアフリー通路と階段が交差するこの場所です。
以下の写真3枚はトリミングをしています。
飛翔姿美しいですね。
後ろ姿も美しい!!
もっと翅を開いてくれるとよかったのですが。
あれ~ 何が起こった!?
上の写真を撮っていたら、1匹のキアゲハが突然に私の右上後方から、上の写真のキアゲハに襲い(!?)かかってきました。
アザミの花で翅を休めていたキアゲハは驚き逃げだします。
そしてこの後、追いつ追われつの展開がしばらく繰り広げられました。
高速で飛び回るキアゲハに”AF”は追いつかず。
もちろん”MF”でピントを合わせるなど不可能。
高速で飛び回るキアゲハをカメラで追いかけるのが精一杯で、カメラのセッティングをする余裕などありませんでした。
あとから考えれば動画に切り替えればよかったかなとも思いますが、突然の出来事にそんな考えも出てきません。
そんな理由でこれ以降の写真はピンボケがほとんどですが、2匹のキアゲハの攻防戦(求愛)をお楽しみください。
とはいっても、ピントも外れキアゲハも小さくしか写っていないのでわかりずらいですが、そこはご容赦を。
アサギマダラに負けず劣らずキアゲハも美しく綺麗な蝶です。
幼虫の姿を見ると私は気味悪くて手を出したり触ったりできず、写真を撮ろうとも思いませんが、このように成虫になるとその美しさに魅了されてしまい引き込まれていきます。
私が蝶に興味を抱き写真を撮るようにたのも、アサギマダラやアゲハ蝶のような色鮮やかな美しさに魅了されたからでしょうか。
単焦点レンズ「TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1」は、私の撮影スタイルからしてこれからも出る機会は少ないでしょう。
保管庫に眠ったままになるのかな。
<日光霧降高原キスゲ平園地ルートマップ>
誤記があり訂正します。(2019/9/4)
ニコンドットコム → ヨドバシドットコム
に訂正いたします。
申し訳ありませんでした。