8月26日、渡りをする蝶「アサギマダラ(浅葱斑)」に会いたくて、標高1,335mの日光霧降高原(キスゲ平園地)に行ってきましたが、時すでに遅くアサギマダラの姿を見ることはできませんでした。
アサギマダラに会いたいと思いながらも、左膝のリハビリ中で膝の状態も山歩きをするのには万全でなく、なかなか出かけられず8月末となってしまいました。
アサギマダラはすでに飛び去ってしまったと思いつつも、一縷の望みを賭けてリハビリが終わった後に霧降高原へと向かいました。
たまに膝の痛みはあるものの、膝の状態も良くなってきているので、この日は左膝の回復度を確認するために、アサギマダラの食草の「フジバカマ」や「ヨツバヒヨドリ」などがあるある場所へ、1445段の「天空回路」を上っていきます。
アサギマダラの姿を求めて写真を撮りながらひたすら「天空回路」を上っていきますが、ついにその姿を見ることができずに山頂(小丸山)の「天空回路」展望台に到着です(約1時間)。
展望台で一休み後さらに、その先の小丸山山頂(標高1,601m)へと足を運びましたがその姿はどこにもありませんでした。
アサギマダラの食草「フジバカマ」や「ヨツバヒヨドリ」の花はすでにほとんどが枯れてしまいありません。
他に移動してしまったのでしょうか。
涼しい小丸山山頂でひと時を過ごし、再び「アサギマダラ」の姿を求めて「天空回路」を下っていきます。
上ってくるときは、アサギマダラを含めてチョウの姿を見ることはできませんでしたが、この展望台でやっと舞っているチョウを発見しました。
そのチョウは「キアゲハ」でした。
この場所ではすぐに飛び去ってしまい1枚しか撮ることができませんでしたが、天空回路を下り、散策コースに入ると「キアゲハ」が舞い、アザミの花で蜜を吸い望遠で撮らないと撮れないところから私のすぐそばまで寄ってきて、たくさん写真を撮らせてくれました。
「セセリ」と一緒にアザミの花で吸蜜する姿もありました。
マツムシソウの密は美味しいな~。
ワレモコウでちょっと一休み。
擬態!?
それともただの枯れ葉!?
みればみるほど今にも飛びたちそう!!
今年は、アサギマダラの姿を見ることはできませんでしたが、キアゲハやセセリを見ることができ満足です。
来年はもっと早い時期に来ようと思います。
左膝の状態も無理かと思っていましたが、痛みもでず無事に地獄の「天空回路」を上り下りすることができて回復しつつあることを実感できました。