サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

日光いろは坂№1のビューポイント明智平からの紅葉撮影のはずが・・・

いろは坂の紅葉がそろそろ見ごろとなった11月3日(日曜日)、明智平からいろは坂の紅葉を撮るため、朝6時過ぎに家を出発し日光へと向かいました。

紅葉の時期の日曜日や休日となると、日光のいろは坂は大渋滞します。

いろは坂入口の馬返しから明智平までは約7㎞、普段であれば20分程度でついてしまいますが、紅葉の時期は大渋滞します。

昨年のこの時期も行ったのですが、その時は明智平まで約2時間かかりました。

これが、私が今までに経験した最長時間です。

 

sabuphoto.hatenablog.jp

 この経験から、今年は渋滞が始まる前に明智平に上がってしまおうと、そうすれば明智平の駐車場も空いていると思い6時に出発する予定で起きました。

空は曇っていましたが予定通りに出発、交通量は普段より多かったものの、渋滞することもなく7時過ぎには明智平に到着、そのまますんなりと駐車できるはず(と思いこんでいた)だったのですが、世の中そんなに甘くなかった。

すでに駐車場は満杯状態で空きまちの列ができていました。

明智平からの撮影は諦めスルーし目的地を変更、矢板の八方ヶ原(おしらじの滝)へ行くことに。

明智平からだと、第1いろは坂全体の見事な紅葉を撮影できるのですが。

明智平を通過し中宮祠(中禅寺湖)へ車を向け、そのまま第1いろは坂を下り、途中にある「剣が峰」からの紅葉を撮影しました。

剣が峰からの紅葉も綺麗なのですが、ほとんどの観光客はここを素通りしてしまいます。ここには駐車場はなく、普通車2、3台がおけるスペースしかないので。

f:id:sabuyan1953:20191113222550j:plain


第1いろは坂の紅葉(剣が峰から)
まずは、下の写真の一番上のカーブのところに車を停め(空きスペース)、屏風岩を正面に見てそこの紅葉を撮影しました。

明智平からだと、ここを中心に右隣の「方等の滝」・「般若の滝」など広範囲に第1いろは坂の紅葉を見る(撮影)することができます。

f:id:sabuyan1953:20191113215359j:plain

f:id:sabuyan1953:20191113222654j:plain

f:id:sabuyan1953:20191113222712j:plain

f:id:sabuyan1953:20191113222753j:plain

f:id:sabuyan1953:20191113222807j:plain


滝を正面に見ることができる「 剣が峰」まで下りてきました。
正面左側に見えるのは「方等の滝」で、滝の上部は人口の堰になっていますが、それはそれで見ごたえがあります。

f:id:sabuyan1953:20191113222824j:plain

f:id:sabuyan1953:20191113222848j:plain

剣が峰の正面右側に見えるのが「般若の滝」です。

f:id:sabuyan1953:20191113222957j:plain

「般若の滝」下部の流れ。
この素敵な光景を撮るために、断崖の上に這いつくばり(うつぶせに寝転んで)木々の隙間から撮りました。
下に見える道路は工事用道路で関係者しか立入ることができません。

f:id:sabuyan1953:20191113223048j:plain

f:id:sabuyan1953:20191113223121j:plain

今回のメインの目的である「明智平から第1いろは坂の紅葉を撮る」という目的は達成いできませんでしたが、ほとんどの観光客が撮ることがないだろう第1いろは坂の紅葉を撮ることができました。また2人(30代位、70から80代位)のカメラマンとも知り合うことができました。

2人とも早朝に訪れ戦場ヶ原や小田代原で星空や風景の写真を撮ってきたそうです。

30代位の男性は埼玉から(⁉)早朝に群馬周りで着て戦場ヶ原で星空の撮影に挑戦したといって見せてくれました。ウィンドブレーカーを羽織る程度の軽装できていたので寒かったといっていました。

そのあと剣が峰で70,80代の後期高齢者の方と知り合い、この方は剣が峰からの撮影ポイントを色々教えてくれました。また、日光のポスターも撮っているようで、「昔は30万円くれたのに今は10万円しかくれないケチになった」 とぼやいていました。

昇仙峡パワースポット「黄金池」のオーラが凄い!!

11月7日、山梨県の昇仙峡に行ってきました。

昇仙峡にはたくさんのパワースポットがあり、そのうちの一つ、昇仙峡ロープウェイ乗り場にある「黄金池」で写真を撮りました。

その時は普通に池の「黄金の鯉」を撮ったのですが、家に帰り撮った写真をPCで見ていて驚きました。

その写真には、撮影しているときには全く気づかなかった凄いものが写っていました。

ビックリ仰天。

オーラです!!

もの凄いオーラです。

この池には20匹ほどの鯉がいます。

しかもすべての鯉が黄金色に輝いています。

池の中にはさらに「七福神」の象と、「鯉の神社」があります。

まさにパワースポットといわれる所以です。

大きなパワーを頂きました。

 

f:id:sabuyan1953:20191108224200j:plain

f:id:sabuyan1953:20191108224214j:plain

f:id:sabuyan1953:20191108224244j:plain

f:id:sabuyan1953:20191108224427j:plain

読者の皆様にも幸運がもたらされますように。 

奥日光龍頭ノ滝の紅葉は見ごろを過ぎたか

よく晴れ渡り快晴となった10月23日、奥日光の紅葉の写真を撮りに「龍頭の滝」へ行ってきました。

遅めの出発となりましたが、道路の混雑はなく10時過ぎには「竜頭の滝」に到着。

龍頭ノ茶屋前の駐車場は、満車で混雑し、駐車待ちの列ができているのでここはスルー、さらに先の滝上の駐車場へと車を進めます。

こちらはまだ空きスペースがあり、すんなりと駐車することができ、撮影準備をして紅葉の撮影を開始。

今回は、竜頭の滝上流から龍頭ノ茶屋へハイキングコースを、滝の流れと紅葉をとりながら下ります。

今年は台風19号の影響で葉は散り落ちてしまい、裸となった枝や枯れ葉が目立ち、ごく一部が色づいている程度で、いつもの鮮やかな紅葉を見ることができませんでした。

 

f:id:sabuyan1953:20191031221352j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031221426j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031221451j:plain

高山(1667.5m)の紅葉

f:id:sabuyan1953:20191031221507j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031221539j:plain

台風19号の強風で樹々の葉は散り裸となった枝が目立ちます。

f:id:sabuyan1953:20191031221556j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031221630j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031221659j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031221750j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031221809j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031221833j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031221901j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031221927j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031221959j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031222018j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031222038j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031222102j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031222153j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031222219j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031222233j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031222245j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031222257j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031222315j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031222338j:plain

f:id:sabuyan1953:20191031222352j:plain

龍頭ノ滝茶屋の展望台には、いつもたくさんの人だかりができています。

この日も、修学旅行の小学生や外人さんも含めたくさんの観光客が訪れていて、龍頭ノ茶屋は、狭い展望台で滝の写真を撮る人が、お店の中まで人が溢れだしています。

狭い展望台(窮屈なく立てるのは10名弱、お店の一角)に三脚を広げて写真を撮っているカメラマンもいて、さらに狭くしています。

そしてその場所を占拠したままいつまでも動かない、めったに来れない遠くからの観光客にとっては大変に迷惑な占拠ですよね。

この写真もそうしたカメラマンの隙間から撮ったもので、広角にして滝全体を撮ることができませんでした。

こうしたカメラマンには本当にイライラさせられますが、紅葉を楽しむためにきているので、こんなことでもめたくないですよね。

私も写真を撮ることが好きなカメラマンの端くれですが、このような場所では三脚を広げることはしません、手持ちで撮影します。

長時間にわたって占拠することはしません。

自分の納得いく写真が撮れなくても数枚撮ったら後ろで待っている人たちに譲ります。

どうしても納得いく写真が撮りたいのなら、観光客のいない時間、少ない時間を狙ってくればいいのであって、観光客が殺到する時間に来ることはないと思います。

他に観光客があまり来ない、紅葉の穴場スポットもあると思うので、そちらに行けばよいと私は思うのですが。

どうしても、有名な紅葉スポットで撮りたい気持ちは私も一緒で、その気持ちをわからないのでもないのですが、やはり他の観光客も気持ちは一緒ですから、一流のカメラマン気取りでいないで、ほかの人たちの迷惑も考えないといけないですよね。

この場所は、お店の一部なのでお店の人には「三脚使用禁止」の処置をする権限はありますよね。

そのような処置をするとお店の商売に影響があるのかな。

私はそのように思います。 

読者の皆様はどのように思いますか。

私はこのような方たちを批判しているのではありません。

大勢の人たちが楽しむ場所です。

そのことを考えていただきたいという思いでこの記事を書きました。

台風19号が高原山八方ヶ原に幻の滝を遺していく

10月29日、高原山の八方ヶ原(矢板市)にある「おしらじの滝」へ写真を撮りに行ってきました。

10月12日に伊豆半島に上陸し、東日本各地に甚大な被害を出した台風19号は 、八方ヶ原の地に幻の滝」を遺していきました。

私はこの幻の滝のことは、家族旅行や保育園の運動会などですっかり忘れていました。

10月28日、出勤前に地元の新聞を読んでいると、幻の滝が出現しているとの記事が掲載されていました。

「あっ~ そうだ!!」と思い出しました。

そして翌日が休みだったので写真を撮りに行くことに。
でも翌日は雨の予報。

朝起きると予報どおりに外はどんよりと曇り空。

小学1年生の孫を学校(集合場所)まで送っている間に雨がポツリ・ポツリと落ちだし次第に本降りとなり行くのをやめるか迷いました。

が次の休みの日などといっていたら幻の滝が消滅してしまう、この機会を逃したら次はいつみられるかわからないと思い、とりあえず行くだけ行ってみようと決断し出発、現地に向かいました。

この決断は間違っていなかった。

現地は雨が降っていたものの小降りでほとんど気にならず。

早速撮影の準備をし雨でぬかるんだ山道を慎重に下り滝つぼを目指しました。

展望台に着くと、50代位の男性1人しかいませんでしたが、すぐに三脚をたたみ撤収をはじめ、ほんの数分話をしたあと帰っていきました。

そのあとは、この美しい光景を私が独占し、思う存分にじっくりと撮影を楽しむことができました。そして、そろそろ撤収して帰ろうかなと思い始めたころに2組の高齢者のグループが下りてきて、し~んと静まりかえっていた静寂な森がざわつき始めました。

f:id:sabuyan1953:20191029212239j:plain

なぜ、この滝が「幻の滝」といわれるのか。
それは普段は水が流れていません。
台風や大雨の後になると水が流れる滝となるからです。

f:id:sabuyan1953:20191029212255j:plain

以前はこの幻の滝「おしらじの滝」は、一部のカメラマンしか知らない、秘密の撮影スポットでした。
ところが2,3年前(私の記憶では)に地元の新聞「下野新聞」に幻の滝の記事が掲載され、一般の観光客も知ることになり訪れるようになりました。
私もこの時に初めて幻の滝の存在を知りました。
この場所を通ったことはあるのですが、その存在する知りませんでした。

f:id:sabuyan1953:20191029212329j:plain

こんな山奥の道も整備されていない滝に、多くの一般の観光客まで訪れるようになったのか、それはこの滝の美しさにあると思います。
天気の良い晴れた日には、太陽の陽ざしが差し込み滝つぼに反射し、神秘的なエメラルド色に染まり幻想的な雰囲気を醸し出し、それは素晴らしい光景だそうです(私はまだその最高の瞬間に出会ったことがない)。
雨の日でもこれほどの素敵なエメラルドグリーンに輝くのですから。

f:id:sabuyan1953:20191029212406j:plain

今はちょうど紅葉の時期でもあり、紅葉と滝の白い流れ、エメラルド色の滝つぼが見事にマッチし、その素晴らしい光景に魅了されてしまいます。

f:id:sabuyan1953:20191029212431j:plain

f:id:sabuyan1953:20191029212505j:plain

今までは撮影モードをP(プログラム)モード一辺とで、露出補正だけを調整するカメラお任せで撮っていましたが、それではつまらないので、今までにほとんど使ったことがないS(シャッター優先)モードにして、シャッタースピードを変えたりISO感度を変えたりと色々変えて撮ってみました。
幻の滝を独占状態でしたので周りを気にせず、のんびりじっくり撮ることができました
初挑戦です。
自分なりにいい写真が撮れたと自負しています。


撮影モードをS(シャッター優先)モードシャッタースピードを3.2秒に設定し、岩の上から糸のように流れ落ちる様子を撮ったのですがうまく表現できなかったです。
三脚から外したあとだったので手持ちで撮りました。どうしても大きくぶれてしまい、柵の上に肘をのせ身体を安定させ撮れたのがこの1枚です。

f:id:sabuyan1953:20191029212540j:plain

滝つぼ下の川床です。
5月にきた時は、自由に出入りでき好きなポイントから写真を撮ることができたのですが、すでに立ち入り禁止の措置がされていました。

f:id:sabuyan1953:20191029212605j:plain

f:id:sabuyan1953:20191029212621j:plain

f:id:sabuyan1953:20191029212653j:plain

滝つぼに下りてきた後期高齢者のグループ
この写真を撮っている方が、岩を上って私のそばにきて、スマホの写真見せながら5月に来た時の「おしらじの滝」の様子を語ってくれました。
2人で話をしていると、いつの間にか皆さんが滝の前に並び、「早く撮って」とばかりにこちらを見ていました。
この後全員そろってパチり。

f:id:sabuyan1953:20191029212718j:plain

f:id:sabuyan1953:20191029212834j:plain

ここが滝つぼにある「おしらじの滝」の展望場所です。
今年の5月にきた時にはこのようにロープは張られていなかったのですが。
立ち入り禁止の安全対策がしっかりとこうじられています。
この岩のてっぺんに三脚をセットして撮影しました。

f:id:sabuyan1953:20191029212937j:plain

f:id:sabuyan1953:20191029213146j:plain

f:id:sabuyan1953:20191029213210j:plain

ここが滝つぼ(岩の後)です。

f:id:sabuyan1953:20191029213243j:plain

この柵の向こう側が滝です。
危険なので出ないようロープが張られていました。

f:id:sabuyan1953:20191029213306j:plain

土木工事業者が入り、道沿いに樹脂製の柵を設置し道の整備をしていました。

f:id:sabuyan1953:20191029213325j:plain

f:id:sabuyan1953:20191029213344j:plain

f:id:sabuyan1953:20191029213752j:plain

道はこのように木の根っこが張り出したり、岩や石ころなどがゴロゴロして未整備です。

f:id:sabuyan1953:20191029213400j:plain

f:id:sabuyan1953:20191030223437j:plain

f:id:sabuyan1953:20191030223539j:plain

入口を入るとすぐに未整地の足場の悪い急斜面になります。

f:id:sabuyan1953:20191030223513j:plain

ここを下っていくと10分程度(天気が良く、若く足腰の丈夫な人)で滝つぼにつきます。

f:id:sabuyan1953:20191029213421j:plain

「おしらじの滝」の駐車場(山の駅たかはらから約2㎞程度)
この奥が滝への入口です。
工事業者の車も停まっています。

f:id:sabuyan1953:20191029213523j:plain駐車場の全景です。
手前が塩原・新潟方面、奥が矢板方面になります。

f:id:sabuyan1953:20191029213445j:plain

f:id:sabuyan1953:20191029213550j:plain

f:id:sabuyan1953:20191029213604j:plain

おしらじの滝周辺の案内MAP
MAP中央の滝の地図標識とPマークがあるところが「おしらじの滝」です。
赤い点線で表示されている「スッカン沢」は、台風19号で破壊され通行できなくなり、通行止めの案内が掲示されていました。
山の駅たかはらのスタッフによると、通行できるようになるのは何年先になるかわからないそうです。
全く復旧の見通しが立っていないといっていました。

f:id:sabuyan1953:20191029213621j:plain

「おしらじの滝」上流(道路わき)の流れ。

f:id:sabuyan1953:20191029213730j:plain

道の駅「たかはら」の紅葉

f:id:sabuyan1953:20191029213955j:plain

台風19号により山の駅「たかはら」に通じる道路(矢板方向から)は、豪雨の水の流れによって深くえぐられ破壊されています。
他にも数か所で台風の爪痕跡がのこされています。

f:id:sabuyan1953:20191029214013j:plain

道路わきの森の中には豪雨により深い溝ができています。

f:id:sabuyan1953:20191029214026j:plain

今年の5月に行った時の「おしらじの滝」の記事です。
この時は、水も流れていなく、滝へ下りる道も全く整備されておらず、安全対策は講じられていませんでした。 

sabuphoto.hatenablog.jp

 ここ「おしらじの滝」は、他の観光地のように道や展望台がよく整備されている場所ではありません。

滝へ下りる道は、木の根っこが張り出し、石ころや岩がゴロゴロしている、未整備の急な斜面で、雨が降ればグチャグチャとなり滑り転倒などケガをする恐れがあります。

気軽にカジュアルな街着で入る場所ではありません。

登山服装で入るのがベターですが、最低限靴はトレッキングシューズ(登山靴)、なければ滑りにくいスニーカを着用してください。

ハイヒールで入る人などはいないと思いますが。

街歩き用のカジュアルなシューズはやめたほうがいいでしょう。
自らの身を守るためにも。

熊も出没します。

一般の観光客にも知れ渡るようになり、高原山に紅葉などの見物に来たついでに立ち寄る人が増えています。

観光バスも立ち寄るそうです(今日滝つぼであった人が話していました)。

今までは滝つぼの周りに自由に入れ、好きな場所から写真を撮れたのですが、多くの人が訪れるようになり、安全上から滝つぼは規制されロープが張られ入れなくなっていました(5月に行ったときはまだ自由に入れた)。

展望台は大変に狭く一度に入れるのは10名前後程度です。

矢板市観光協会も幻の滝を観光スポット化しようと、積極的に広報アピールを行い県内外からの誘客を図っているようで、訪れる人が増えています。

そのようなことから観光客の安全を図るため、幻の滝への道の整備を始めたようで、写真にあるように滝への道の整備をはじめました。

どの程度まで整備されるかわかりませんが、いずれにしても自然環境の保護、景観を守るという観点から考えても、舗装したりコンクリートの階段を設置するなどはあり得ません。

入る際には山奥の未整備の急斜面ということを念頭に置いていてください。

 

 

 

相模湾を見渡す絶景ポイント小田原城天守閣

台風19号により大きな被害を受け、観光船をはじめほとんどの店が休業状態、遊ぶ場所もなくなってしまった芦ノ湖をあとにし箱根の山を下り小田原に向かいました。

小田原市内は一見したところ大きな被害もなく町の人たちも通常の生活をしているようでした。

市内のレストランで昼食をとり小田原城へと向かいました。

小田原城を訪れたのは初めてです。

次はいつ来れるかわからないので天守閣に入ることに。

天守閣内の展示物を観賞しながら5階の展望デッキに出ると、そこには絶景が広がっていました。

f:id:sabuyan1953:20191027192910j:plain

すぐ目の前に広がる相模湾、正面には伊豆大島、右手に伊豆半島、左手には三浦半島が眺望でき素晴らしい絶景ポイントに感動しました。

f:id:sabuyan1953:20191024215637j:plain

f:id:sabuyan1953:20191024215706j:plain
南側には伊豆半島が。

f:id:sabuyan1953:20191024220004j:plain

正面の島は伊豆大島です。
台風の影響でしょうか海岸線付近の海面は茶色く濁って(⁉)います。

f:id:sabuyan1953:20191024220021j:plain

f:id:sabuyan1953:20191024220039j:plain

f:id:sabuyan1953:20191024220120j:plain

三浦半島も遠くに見えています。

f:id:sabuyan1953:20191024220200j:plain

f:id:sabuyan1953:20191024220636j:plain

三浦半島の付け根部分を望遠で引き寄せました。
逗子あたりでしょうか。

f:id:sabuyan1953:20191024220307j:plain

f:id:sabuyan1953:20191024220341j:plain

f:id:sabuyan1953:20191024220356j:plain

f:id:sabuyan1953:20191024220420j:plain

f:id:sabuyan1953:20191024220435j:plain

 天守閣の見学を終えた後は忍者館へ移動

f:id:sabuyan1953:20191027193740j:plain

中で忍者の体験を。

ここまで思いっきり遊ぶことができなかった孫たちは、今までのうっ憤を晴らすかのように大喜びではしゃぎ遊びまわりました。

f:id:sabuyan1953:20191027194639j:plain

暗い中で撮影し、早くカメラを動かしてしまったので大きくぶれてしまいました。

f:id:sabuyan1953:20191027194657j:plain

f:id:sabuyan1953:20191027194713j:plain

f:id:sabuyan1953:20191027224034j:plain



f:id:sabuyan1953:20191027194800j:plain

f:id:sabuyan1953:20191027223644j:plain

御殿場の家に帰る前には市内にある温泉「万葉の湯」に行き疲れを癒してきました。

f:id:sabuyan1953:20191027194845j:plain

「万葉の湯」は市内のど真ん中、小田原駅の近くにある6階建てのビルの中(ビル全体が温泉施設)にありました。

温泉に入るには1階のロビーで受付、その隣にある更衣室で用意してある浴衣か作務衣に着替え、5階の浴室(露天風呂もありました)までエレベータで上がるようになっていました。

私はこのような温泉に入るのは初めてで戸惑い、更衣室で下着も全部脱ぎ浴衣を着て5階に行きました。

5階の浴室には脱いだものを置く場所がないものと思っていましたが、立派なロッカーやタオル、バスタオル(無料)が用意されていました。

入浴用具を用意しなくても気楽に立ち寄れます。

別に更衣室で着替えなくてもここで脱衣してもよかったようです。実際にここで脱衣している人もいました。

私的には1、2階建てで浴室に脱衣所があり、上がった後もすぐに休憩所に行ける温泉の方がいいですね。

休憩所は3階にあり、エレベータを使わず階段で行けるようになっていました。

なんか戸惑いどうしで、温泉につかり疲れをとり癒された気分には、今少しなれませんでしたが素敵な温泉でした。

市内のど真ん中にあり小田原駅の近くなので、旅行者にとってはとっても良い場所に位置していますね。 

翌日14日は栃木の自宅に帰る日でしたが、帰る前にも富士宮市の「奇石博物館」に行ってきましたので後日アップしたいと思います。

台風19号が奥日光小田代原に遺したもの ~幻の湖~

2019年10月12日、伊豆半島に上陸した台風19号は東日本各地に甚大な被害をもたらし去っていきましたが、ここ奥日光小田代原には珍しい土産を置いていってくれました。

それは2年ぶりに出現した「幻の湖」です。

「幻の湖」は、2018年10月にも台風24号が小田代原にもたらしました。

2年ぶりですね。

 

 

sabuphoto.hatenablog.jp

 

11日から14日までは、御殿場の長女の家に家族旅行で行っていたため、このことは全く頭にありませんでした。

前回も台風の後の大雨で期待していったのですが期待外れに終わったこともあり。

「幻の湖」が出現していることを知ったのは24日でした。

前日の23日は、すぐそばの「龍頭ノ滝」まで紅葉の写真を撮りに行っていたのに。
さらに「戦場ヶ原・小田代原」まで足を延ばす気持ちはあったのですが、紅葉も終わっているだろうと思い帰宅してしまいました。

そして家に帰りフェースブックを見ていると、私がフォロー応援しコメントなどで交流している、日光在住で世界のトップランナーと肩を並べ世界で活躍している、女性トレイルランナーの星野由香里さんが、この日小田代原を訪れ「幻の湖」に出会いフェースブックで紹介していました。

それで台風19号が小田代原に「幻の湖」を遺しっていったことを知りました。

この日小田代原に行っていれば由香里さんに会えたかもしれないのに😢

 

もう日にちも2週間近くたっていること、写真を見ても水の量はそれほど多くなく小規模なのはわかっていたのですが、翌日25日には秋雨前線と台風21号が雨をもたらすことはわかっていたので、期待して休みとなった26日に写真を撮りに訪れました。

まずは、大きな被害をもたらした台風の後なので、情報収集のため赤沼の「情報センター」へ。

まだオープン前なので係の人は不在でしたが、案内所の掲示板でハイキングコースなどの状況を収集し、小田代原へは問題なく行けることを確認できたので向かいました。

f:id:sabuyan1953:20191027122953j:plain

f:id:sabuyan1953:20191027123017j:plain

 

規模は2年前とほぼ同じくらいでしたが、草紅葉やカラマツなどの黄葉とのコラボレーションで素敵な光景を見せてくれました。

この日もたくさんの観光客が訪れ、めったに出会うことがない「幻の湖」をバッグに記念写真を撮っていました。 

 

f:id:sabuyan1953:20191026211207j:plain

f:id:sabuyan1953:20191026211249j:plain

f:id:sabuyan1953:20191026211323j:plain

f:id:sabuyan1953:20191026211353j:plain

f:id:sabuyan1953:20191026211414j:plain

f:id:sabuyan1953:20191026211502j:plain

普段は草だらけの湿原を1羽のカモが悠々と泳いでいました。

f:id:sabuyan1953:20191026211534j:plain

f:id:sabuyan1953:20191026211546j:plain

 前回が7年ぶりということですが、今回は2年ぶりと出現期間が短くなっている。
毎年のように異常気象が発生し、台風も巨大化し甚大な被害を各地にもたらすようになり、命を落とす人もたくさん出ている。

このことを考えると自然災害とはいえこのまま放っておいてよいのだろうか。

地球温暖化という言葉が叫ばれていますがこのままでよいのでしょうか。自国の利益ばっかりを考えずに、世界中の人が協力し地球温暖化対策を講じ、早急に温暖化をストップさせなければならないと思わずにはいられません。

この日、「幻の湖」は私に人との出会いの素敵な思い出をたくさん与えてくれました。

埼玉から来られたという私より9歳年上という超高齢者の男性との出会い。

この方は小田代原で写真撮り戻ってこられた方で、幻の湖のお話、お互いに持っているカメラの話、写真の話、これまでに行ったところの話、また青木湖に行きたいなどの話を10数分してお互いの無事を告げ分かれました。

そのあとには50代位の女性との出会い。

この方は群馬県富岡市の方で、朝起きたら晴れていたので、6時40分に自宅を出て約2時間かけてきたそうです。

1人であちこちの登山をしていて北アルプスにも登て来たそうで、「1人で恐くないですか」と問いかけると、「怖くないですよ、ほかにも1人で登山している女性も男性もたくさんいますよ。ほかの人たちと話をするのが楽しいです」と話していました。

この女性とは「湯川赤沼橋」から「小田代原」まで色々な話をしながら、ズーと一緒に歩きました。

そして小田代原で幻の湖の写真を撮り、さらに先の戦場ヶ原へと行くといって、お互いの無事を祈り分かれました。

本当に楽しいひと時でした。

私に素敵な思い出を与えてくれとありがとう!!

小田代原では一見中国人(東南アジア系かな⁉)かなと思った、ご夫婦らしき(恋人、友達⁉)カップルとの出会い。2人とも身長が180㎝位あるかなという大柄ながっしりした体格のカップルです。

女性が私を呼び止め、スマホを見せながらわからない言葉で話しかけてきましたが、身振り手振りから写真を撮って欲しいということがわかりました。

お互いに言葉は通じなくても心が通い合えば何をしてほしいのかわかることを実感したひと時でした。

そして途中で出会う人との挨拶による交流。

見知らぬ人でも「こんにちは」と挨拶すれば、「こんにちは」と笑顔が返ってくる。

多くの外国の人とも出会いましたが、言葉は通じなくても(こんにちはくらいはわかるか)挨拶に笑顔が返ってくる。

街中でこんなことをしていたら変人、不審者に思われてしまう。

雄大な自然は森は、人々の心を解きほぐし、開放し、癒し和やかにしてくれる、そんな思いをさせられた1日でした。

最後に台風19号で被害にあわれた方、なくられた方、さらに25日の災害級の大雨でさらに被害が拡大した方、命を落とされた方などのご冥福を祈るとともに、1日でも早く被害が復旧されることを願っています。

台風19号が芦ノ湖に遺した爪痕 ~元箱根~

 こうしてみると美しい芦ノ湖、元箱根の風景ですが。

f:id:sabuyan1953:20191023184803j:plain

f:id:sabuyan1953:20191023184848j:plain

「桜本陣」さん前の神社前駐車場(第1駐車場)は。

f:id:sabuyan1953:20191023184902j:plain

満車の表示が出ていますが。

f:id:sabuyan1953:20191023185226j:plain

はい~!!
車ではなく
水で満車で~す。

f:id:sabuyan1953:20191023185024j:plain

神社前駐車場(第1駐車場)は、このような状態です。

f:id:sabuyan1953:20191023185314j:plain

湖面が駐車場の手前まで達しています。
釣り竿を垂らしている人がいます。

f:id:sabuyan1953:20191023185444j:plain

外国人の観光客が驚きの声をあげながら話をして立ちすくしています。

f:id:sabuyan1953:20191023185501j:plain

外国人の女性が湖の一部となってしまった場所に入り、子供のように遊んでいます。

f:id:sabuyan1953:20191023204212j:plain

普段は大勢の観光客などが行き交う歩道もご覧のような状態です。
奥には釣り竿を持った人が立っています。

f:id:sabuyan1953:20191023185521j:plain

子供たちは水遊びを楽しんでいます。

f:id:sabuyan1953:20191023185533j:plain

ここから先へは進めません。

f:id:sabuyan1953:20191023185559j:plain

水深何メートル!?
普段なら人が行き交っている場所(階段)ですよね!?

f:id:sabuyan1953:20191023185615j:plain

湖の中に浮かぶボート乗り場(桟橋)。
この桟橋に行くことはできません。

f:id:sabuyan1953:20191023185648j:plain

f:id:sabuyan1953:20191023185705j:plain
水に浸かってしまった遊覧船乗り場。ドリンクの自動販売機も取り口あたりまで水に浸かっています。

f:id:sabuyan1953:20191023185742j:plain

歩道にあふれ出しそう。

f:id:sabuyan1953:20191023185812j:plain

湖に浮かぶ遊覧船のようですが、ここは遊覧船の乗り場です。
桟橋が完全に水没し船のところまで行くことができません。

f:id:sabuyan1953:20191023185827j:plain

f:id:sabuyan1953:20191023185839j:plain

f:id:sabuyan1953:20191023185906j:plain

土砂などの除去作業に追われる町の人たち。

f:id:sabuyan1953:20191023185920j:plain

f:id:sabuyan1953:20191023185950j:plain

右側の斜面から崩れ落ち、箱根神社の参道入口を塞いだ土砂と大きな岩。

f:id:sabuyan1953:20191023190011j:plain

f:id:sabuyan1953:20191023190025j:plain

 台風19号が東日本に大きな爪痕を残してからっもうすぐ2週間になろうとしています。そのあとも台風20号が発生し、甚大な被害を受けた被災地にさらに大雨をもたらし被害復旧の大きな妨げとなっています。

さらに台風21号が発生し日本列島に向かってきていますが、現在のところ太平洋側にずれたコースをとり列島上陸の恐れはなさそうです。しかし、被災地では被害復旧の妨げになるばかりか、さらなる被害の拡大になる恐れがあり心配されます。

台風19号が去り暖かく穏やかな快晴となったこの日(13日)には、元箱根には外国人の観光客を含めたくさんの人が観光に訪れていましたが、芦ノ湖に面した場所は水没し、遊覧船にも乗れず、お店も一部を除きほとんどがクローズしていてゆっくり・のんびりと楽しむ場所もなく、ほとんどの人が箱根神社に足を向けご参拝をして足早に元箱根を後にしていました。

箱根神社では2組の新婚さんが挙式をあげ、神社敷地内や湖の中にある鳥居の前で写真撮影を行っていました。

式日程が1日前にずれていれば挙げられなかったでしょうに。

運がいいカップルですね。

お幸せに!!

実際に挙式をあげられなかったカップルもあるのかな!?

神社を参拝した後、私達も小田原(小田原城)へと箱根の山を下りました。