サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

待ちに待った国道119号上戸祭立体が7月16日ついに開通

国道119号バイパス(通称:宇都宮北道路)「上戸祭立体」が完成し、2022年7月16日15時に開通、一般に開放されました。

事業化されて実に17年の時を経て、ようやく全面開通した宇都宮北道路、多くの人がこの日を待ち望んでいたと思います。

宇都宮環状線(通称:宮環)の北道路入口交差点は、朝夕の通勤・帰宅時間帯には慢性の渋滞が発生し混雑、事故も多く発生していました。

私が前職を退職し、現在の職場に勤め始めた平成19年(2007年)、宇都宮北道路は宇都宮I/Cから宮環北道路入口交差点まですでに開通していましたが、北道路入口で道路は途切れ、宮環と平面交差していました。

そのため、この場所では北道路から流入する車両で慢性的な渋滞が発生していました。

そして2016年㋂、渋滞の要因となっている「北道路入口」と「長岡町」交差点を、平面交差から立体化する工事が再開されました。

私がいまの職場に勤めはじめ、出勤のたびにこの場所を通るようになり、途中で途切れた道路の橋げたを見て、どこにどうつながるのだろうと思いをはせていました。
その道路が、約15年の時を経てその姿を見せてくれました。

上戸祭立体の開通により、交通の流れは大きく変化しました。

下の写真は、開通後の17日(日曜)の午後4時過ぎに「宮環」と「上戸祭立体」の接続点を撮ったものです。

日光方面へレジャーに行った行楽帰りの車でしょうか、たくさんの車両が北道路(日光方面)から宮環外回り(国道4号方面)に流入しています。

この状態が、「北道路入口交差点」と「長岡町交差点」で発生していました。

宮環内回り(西行)は、この日はガラガラでしたが、平日の夕方には長い車列ができ、渋滞します。「上戸祭立体」が完成し開通したことにより、開通後の16日はほとんどの車がこの「上戸祭立体」(宇都宮I/C、日光方面)へと流れていました。

長岡町交差点も車の流れが大きく変わり渋滞が解消された感じです。
平日の帰宅時間帯になると、北道路入口交差点で日光方面への右折車両で、長い車列ができ、渋滞が発生していました。

前方が北道路入口交差点です。
この場所は、右折車線も2車線ありましたが、それでも長い車列ができ渋滞していました。交差点の立体化工事により2車線あった右折車線は1車線に減少しましたが、ほとんどの車両が「上戸祭立体」に流れてしまうので、ここで右折する車は激減し、渋滞はなくなり宮環の流れはスムーズになりました。

当初は20年度中の完成を予定していたが、用地取得などに時間がかかり工期が伸びたそうです。

上戸祭立体全体延長は1.2㎞、事業費は約63億円とのことです。

上戸祭立体の開通により、渋滞の緩和だけでなく、東北自動車道宇都宮I/Cへのアクセスが向上、アクセスの向上にともなう地域産業の活性化や広域的な地域間の交流・連携の促進効果なども見込まれてようです。

待ちに待った「上戸祭立体」の開通により、「北道路入口交差点」・「長岡町交差点」の朝・夕の渋滞が解消され通勤時間が多少は短縮されることを期待します。

sabuphoto.hatenablog.jp