サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

涼を求めてジャパンカップサイクルロードレースや宇都宮トレイルランニング大会が開催される森林公園でジョギングしてきました

9月13日涼を求めて宇都宮の「森林公園」へジョギングをしに行ってきました。

昨日に続き今日も暑い。

今日は朝のまだ涼しうちに走ろうと思い、いつものコースにするかまたは別の場所にするか考え、直射日光が当たる街中よりも、日陰のある森の中を走るほうが涼しいだろうと思い、街中よりは多少は涼しいだろう森の中のコースを走ることができる、近くの「宇都宮森林公園」へと車を走らせました。

森林公園は、宇都宮市内からも近く散歩や犬の散歩、古賀志山(582m)へのトレッキング、ハイキングなど、赤川ダムでの釣りに訪れる人が多く、平日にも関わらず駐車場には数十台の車がとまり、古賀志山への登山の準備をする人たちの姿が見られました。

森林公園駐車場


森林公園駐車場の日陰になる場所に車を停めてランニングの準備、気温は27℃と街中よりは涼しく秋の訪れを感じます。

本日のトレーニングは、駐車場をスタートし赤川ダムの遊歩道(1周約1.7㎞)を周回するコースを設定し、これを3周してきました。

ランニングコース

 

最初の1周は、駐車場をスタートしダムの堤体①までウォーミングアップの早歩きで上がっていきます。

ダムの堤体①からゆっくりジョグをスタートします。

ポイント③の分岐まで、約500mほどの緩やかな上りがつづきます。
まだエンジンがかかっていないのでキツクて辛いくじけそうになる。

ハムストリングスと尻の張(筋肉痛)感で脚は重く上がらず、ペースも歩くような遅さ(キロ9分~10分)。

脚が調子のいい頃はここで休むことなく、もっと早いペース(7分/㎞前後)で周回していたのだが、脚力の衰えを痛感させられる。

③からはほぼ平坦な遊歩道で呼吸もに楽になりエンジンがかかった感じ。④の釣り堀を左折し⑤、⑥、⑦と巡り①戻ってくる。

まだ脚力・体力ともに戻て来ていないのでキツク、1周するごとに休憩と水分補給をし3周行う。

コースのほとんどは森の樹々に覆われているので、直射日光に晒されることはないので(ダム堤体部を除き)、心理的にも楽に走ることができた。

駐車場をスタートします。

「宇都宮森林公園」では、毎年10月第3日曜曜日に世界のトップレーサーを迎え、「ジャパンカップサイクルロードレース」が開催されます.

その1週間後には、「宇都宮トレイルランニング大会」も開催されます。

まずはこの坂をダム堤体までウォーミングアップで上がっていきます。

ジョグスタート地点のダムの堤体(分岐ポイント①)まで上がってきました。
ここは、ダム堤体方向(ダムの横ぎり)にはいかずに真っすぐ林道を進みます。
奥は、「自然休暇村管理センター」と「サイクリングターミナル」です。

バーベキュ場

バーベキュ場の横を通過します。

ポイント④のつりぼり

つりぼり前のこの分岐で折り返します。
写真奥左側の林道から右の林道へと折り返していきます。

涼しくて気持ちよく走れます。
この川で(赤川)釣りをしている人もいました。


ポイント⑤の第2キャンプ場


ポイント⑤からの赤川ダムの眺望

ポイント⑤の少年自然の家
もう秋ですね。

ススキに涼秋を感じます。

もみじがひときわ赤く染まり人目を引いていました。

シュウカイドウも咲いていました。


赤川ダム沿いの古賀志山への登山道


キャンプファイヤー

赤川ダム堤体

自然休暇村管理センター横のポイント⑦の赤川ダム堤体
この場所は、宇都宮トレイルランニング大会のスタート位置になり、堤体の一番手前のところがスタートラインでランナーがここに所せましと並びスタートの合図を待ち、スタートの合図と同時にこの堤体を一斉に一気に駆け抜けていきます。

 


最後にクールダウンでダム湖の内周り(距離の短い)を自然休暇村管理センターへ戻り休憩と水分補給をし、今日のトレーニングを終了し帰宅につきました。

① → ② → ⑤ → ⑥ → 自然休暇村管理センター ⑦ → ① → 駐車場

昼までに帰ると言って出てきたのですが、すでに時計は正午を回っていました。

自然休暇村管理センター(左)とサイクリングターミナル(右)

芝生広場

自然休暇村管理センター前の芝生広場

宇都宮トレイルランニング大会のフィニッシュ会場にもなります。

自然休暇村管理センター前の緑の女神像

 

県警のヘリ!?
何処のヘリだろう?

遭難・事故でもあった!?

しばらく古賀志山周辺の上空を飛行していました。

 

 

宇都宮トレイルランの舞台(古賀志山)森林公園周辺図

赤川ダムと古賀志山

この山々をトレイルランナーが駆け抜けます。

古賀志山(583m)を中心とした周辺の山を舞台に、今年も10月22日(日曜)にトレイルランニング大会が開催されます。

私も2010年10月31日(平成22年)に宇都宮市内で初めて開催された、「宇都宮トレイルラン2010」の第1回大会から参加しています。

それ以降2015年の大会まで参加しています(残っている記録によると)。

下記は、第1回大会の結果です。

ミドルの部55歳以上にエントリ完走しました。
完走者116名のうちの90位でした(年齢57才)。

私が初めて参加した頃のトレイルランニング(山岳マラソン)は、いまほど知られておらず参加者は30代から40代、50代の人が多く20代の若者はあまりいませんでした。

20代はもっぱらロードマラソンでしたね。

地味で観戦者も応援者もいません。

一人黙々と山の中を走るだけで若者には人気がなかったです。

この時の最高齢の参加者は、大会の記録を見返すと69歳の方がいました。

今では、日本のトレイルランニング界の第1人者鏑木毅さんの普及活動により、トレイルランニングもメジャーなスポーツとなってきて多くの方に知れ渡り、小学生から高齢者まで多くのトレランファンがトレイルランニングを楽しんでいます。

私がトレランにはまったのも、同郷(群馬出身)で高校も隣どうし(近く)の鏑木毅さんの影響が大きいです。

trailrunningworld.jp

トレラン完走証

 

トレイルランニングミドルコースMAP

上記のMAPは、この時第1回大会のコースMAPです。

トレイルランは、山の中の登山道などを走るので、通常大会主催者から配布されたコースMAPを持参して、自分の位置を確認しながら走ります(一般の登山と同様です)。

トレランは、ロードマラソンと違って周りに誰もいなくなって自分一人だけになってしまうこともあります。

要所にはスタッフが配置されていることもありますが、山中には誰もいません。

頼りになるのは自分だけです。

山の中は、周囲の樹々に覆われ周囲を見渡すことができません(開けている場所もありますが)。

このコースMAPは必需品ともいえるでしょう。

地図の判読(等高線から山の形、地形、谷、尾根、稜線など)にも慣れておく必要があります。

遭難しないためにも。

自らの命にもかかわります。

実際に山の中に入るとどちらに行っていいのかわからないで迷う場所もあります。

この時は、地元のレースということである程度知っていたこと(普段の生活の中で目にしている山)、事前にコース確認の試走もしてわかっているつもりで持っていきませんでした。

が、実際に大会で走りどっちに行くんだっけと迷たところもありました。

別の大会では、コースの途中で休んでいると、女性のランナーが追いついてきて、「間違って違う道に行ってしまて戻ってきた」と、笑顔で話しかけてきました。

私自身もトレーニングで地図を持たず(一度走ったことがあるので安心していた)近くの山に入って、予定したコースを外れてしまい、おかしいなと思いつつもどんどん先に進んでしまい、はっきりと違うと確信した時にはかなり進んでしまっていて、慌てて引き返し予定のコースに戻った、そんなこともあります。

トレイルランは、すべて自己責任で行うアウトドアスポーツです。

トレイルランニングとは。

山道や未舗装の登山道、林道、砂利道など自然の中を走ることです。

当然ながらロードのように平らではありません。

岩や石、草木の根、泥土(雨の後)など凸凹の不整地を走るため不安定になり、転倒したりして怪我をすることもあります。

私もトレーニング中に下り坂で何かに躓きヘッドスライディングしたり、レース中にゴールまで約1㎞程度の山中で躓き転倒、ゴールに飛び込むとランニングウェアーが真赤に染まり、見ると右手指から出血していました。

気が付かずに夢中で走っていたので、体中に血が吹きかかっていました。

ゴールするとすぐに待機していたドクターが気が付き、すぐに水道で泥を洗い流し治療をしてくれました。

別のレースでは、最終関門で休んでいると顔面血だらけで入ってきた男性がいました。話によると転倒し崖を転げ落ちたというようなことを話していました。

ご夫婦でしょうか、女性の方が心配そうに治療を受ける男性を見守っていました。

このようにトレイルランニングには怪我が付き物と私は思っています。

山の中は、断崖・絶壁、高さ約10mの岩を鎖につかまりながら登る(例:仙人ヶ岳のレース)などの危険個所もあり、命を落とす恐れもある危険なスポーツなので、自己責任のもとにやるそれなりの覚悟が必要と思っています。

でも、私がトレイルランニングをはじめてから14,5年になりますが大会で死者が出たという話は聞いていません。

脚のケガや体調不良でトレランを中断してからもう5年ほどになりますが、左膝の状態がよくなったら、またトレランを再開したいと思っています。

私がトレランの世界を初めて知ったのは、平成21(2009年)年3月29日に足利市の仙人ヶ岳で開催された「第2回仙人ヶ岳トレイルランレース」です。

仙人ヶ岳トレランコース
猪子トンネルP→猪子トンネル→一般道を5㎞石尊不動尊まで→石尊不動尊からトレイルに入り石尊山→深高山→猪子峠→犬帰り(高さ10mの岩登り)→熊の分岐→仙人ヶ岳→熊の分岐→生満不動尊→不動沢の滝→岩切登山口フィニッシュ

第2回仙人ヶ岳トレイルレース完走証

この大会にすごく引きつけられ参加したいという思いが、しかしロードレースと違い50代の自分が山の中を走れるだろうかという不安があり参加に迷っていました。

意を決して大会主催者に電話をして「50代の自分でも大丈夫か」と不安な思いを伝えると、「大丈夫ですよ。楽しんで走ってもらえれば」という返答に勇気をもらい初参加しました。

この大会は、足利市の最高峰(標高663m)お米を背負って(男子5㎞、女子3㎞)約17.3㎞を走るユニークな大会です。

お米はそのまま参加賞として持ち帰れます。

そして思いっきりトレランを楽しむことができ、それ以来トレイルランニングの世界にどっぷりとはまり、遠いところでは山梨県忍野村で開催される「富士忍野高原トレイルレース」や県内の大会などに参加し山々を走ることを楽しんでいます。

調べたところ、私がしばらく参加していない間に、「仙人ヶ岳トレイルランレース」は平成の終了とともに開催を終了し、令和の今は開催されていません。
栃木県内で初めて開催されたトレランレース、また再開してもらいたいですね。

私が参加したレースの中で一番のお気に入りは、「富士忍野高原トレイルレース」で毎年参加していました。

富士山や河口湖を眼下に忍野村の山々の稜線を走る絶景に魅了されました。

第2回富士忍野高原トレイルレース完走証

土砂降りの中走っています

今年は無理なので、まずは1年後の来年8月に栃木のみかもや公園で開催される(?)「栃木トレーニングトレイルレス」を目標に脚力・筋力・体力の回復に励みたい。

 

www.u-trailrun.net

 

そしてもう一つ、宇都宮森林公園で10月に開催されるのが「JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE」です。

www.japancup.gr.jp

「JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE」とは。

毎年10月に世界の第一線で活躍するトップ選手が「自転車のまち宇都宮」に集結し熱戦が展開される自転車レースです。

日本で唯一、国際自転車競技連合UCI)より、ワールドツアーに次ぐ“プロシリーズ”に認定された、アジア最高位のワンデイロードレースです。

昨年の2022年大会では、3日間(初日チームプレゼンテーション)で延べ13万人のサイクルファンが駆けつけたそうです。

今年は、10月13日(金)、10月14日(土)と15日(日)に30回記念大会として開催されます。

10月14日は、宇都宮市大通りを交通規制(全面通行止め)してクリテリウムが開催されます。

宇都宮市中心街の宇都宮駅前の上河原交差点と東部馬車道入口を折り返す、1周2.25㎞の周回コースを15周(33.75km)する、ハイスピードのレースが展開されます。

毎年、クリテリウム会場となる大通りは大勢の市民や観客・サイクルファンで埋めつくされます。

10月15日は、宇都宮森林公園でジャパンカップサイクルロードレースが。

1周10.3kmのコースを16周する周回コース総距離164.8km、標高差185mの古賀志林道で争われます。

ジャパンカップサイクルロードレース案内(歴代優勝者の名前も)

10月14日には宇都宮森林公園で一般参加者によるオープンレース男子(10.3㎞×7周)・女子(10.3㎞×3周)も開催されます。

 

宇都宮市森林公園は、赤川ダムを中心にキャンプ場・バーベキュー場・サイクリングロード・トリムコースなどがあり、釣りやハイキングも楽しめるアウトドアスポットです。

 

2023年9月21日 23:30写真の追加及び追記編集しました。

2023年10月1日 21:40 仙人ヶ岳トレイルランの写真を追加しました。

以下に2010年の大会に参加した時の写真を、私の備忘録として掲載します。

受付

ここで受付をして、参加賞のお米(5㎞、女子は3㎞)などを受領してスタートの準備、ウォーミングアップを行います。

大会会場猪子トンネルの駐車場

スタート地点の猪子トンネル駐車場です。
受付を終えてほとんどのランナーはこの周辺でウォーミングアップをしています。

 

スタートラインに並んで、ワクワクしながらスタートの合図を待っています。


スタートから石尊不動尊までは一般道を約5㎞走ります。
ほとんど下り坂なので皆さん笑顔で談笑したりしながら軽快に走っています。

 


石尊不動尊からトレイル(山道)に入りました。
笑顔が消えてきます。
私も息が荒くなり、カメラを構える腕の震えがとまらず”ブレブレ”の写真に。


岩の多い勾配の急な登り。
この後、この方と話をしてトレイルランは初めての参加と言っていました。


大きな岩だらけの上り急勾配。


登りやすい場所を選んで登っていきます。
この場所も腰の高さくらいあったでしょうか。
女性の方が苦労していました。
3㎞のお米を背負ってこの岩場を上るのはかなりハードです。


一つ目の山石尊山山頂まできました。
女性スタッフ(足利ハイキングクラブ)の方が笑顔で出迎え応援してくれます。


石尊山山頂(標高486m)に到着


2つ目の山深高山(標高506m)に到着
石尊山からここまでは緩やかな勾配の稜線になるので走ることに集中し、一気に駆け抜けました。


深高山からの急勾配の下り、滑りやすくロープが張ってあります。
ここは、足元に気おつけながら一気に駆け下ります。


ほぼ90度の絶壁の岩場、鎖を利用しながら慎重に登ります。
危険なので先行する方が登り切ったのを確認してから登ります。


仙人ヶ岳へ向けて、この稜線を駆け抜けていきます。
断崖絶壁ですが恐さなど忘れ気分爽快です。


ツツジだったかな!?
春の花も芽吹き初めています。


大会コースの最高峰の仙人ヶ岳山頂(標高662m)に到着。
大会スタッフの方が通過者の確認をしています。
ここで、休憩と水分&食べ物補給しエネルギを補充、記念撮影をして体力回復したところで折り返し、あとはゴールの岩切登山口まで下り基調のコース、熊の分岐までは上ってくるランナーとのすれ違い、お互いに「頑張れ」「あと少しだよ」と声を掛け合い、励ましあいながらすれ違う、気分爽快でとても気持ちがよく楽しい。


沢渡り。


沢の急斜面、ロープにつかまりながら慎重に通過します。

ゴールの岩切登山口到着。
完走証を手に記念撮影。

トレランを存分に楽しみました。