サブやんの気ままなPHOTOライフ

山や川などの大自然、野鳥や昆虫などの動物、花などを撮るのが大好き。そんな被写体を気ままに撮っています。

鹿沼さつきマラソン大会4年ぶりに全国からランナーが参加し開催される

2023年5月14日、4年ぶりに日本全国からランナーが鹿沼市に集まり、マラソン大会が曇天の中開催されました。

新型コロナウイルスの影響により、2019年の第39回大会を最後に通常開催が中止されていた鹿沼さつきマラソン大会が、新型コロナウイルスの第5類移行により制限が緩和され、北は北海道から南は沖縄と日本全国から5644名のランナー(最終集計)を迎えて「第43回鹿沼さつきマラソン大会リアル大会」が開催されました。

今回は、オンライン大会(5月1日~5月14日)も、日本全国から453名が参加し同時に開催されました。

今年は、鹿沼市市制施行75周年を迎え、5月には市役所新庁舎が完成する等、記念すべき大会となりました。

天気予報では、13日から15日まで雨の予報でしたが、昨日から降り始めた雨は今朝起きると止んでいました。

空は曇天模様で私は少し肌寒く感じ雨が心配されましたが、時間がたつにつれ暖かくなり、各コースのランナーがスタートし走り出すと、低い雲に覆われていた空に晴れ間が覗き、暖かな陽が射しこんできました。

鹿沼さつきマラソン大会は、私が初めて参加して(2009年第29回大会)から毎回晴れの好天気に恵まれ、暑い中での大会になるのですが、今年は初めて雨の中での大会になるのかと思っていました。

しかし、晴れとはならなかったものの、雲間から陽が射しこみ暑くもなく寒くもなく、マラソン大会日和となりました。

全てのランナーが走り終えた午後になって激しく雨が降ってきました。

天も味方し、鹿沼さつきマラソン大会を応援し雨を降らさないでくれました。

私は、華宝コース(5㎞)にエントリし走る予定でしたが、4月に左膝半月板の断裂が判明しドクターストップがかかり走るのを断念せざるを得なくなり、連続出場13回となる今回は走ることができず、親子の部「白玲コース(2㎞)」で走る小学3年生の孫の応援と写真撮影に回りました。

まちの駅新・鹿沼宿のスタート会場

完全閉鎖された市中心部のメイン道路

鹿沼さつきマラソン大会は、市の中心部に各コースが設定されています。
コース上の道路はすべて閉鎖され、関係者以外の車両は進入はできず、ランナーが安心して走れる対策がされています。

スタート会場の「まちの駅新・鹿沼宿」の前は、3本の国道(121号、352号、293号)が走り市の中心部のメイン道路ですが、道路を完全閉鎖したことにより、ランナーは安心してスタート前のアップや準備運動をしスタートを待つことができます。

道路を完全閉鎖したことにより、ランナーはもちろんランナーの家族や友人等、大会の見学者、沿道上の市民などが安心してランナーを応援し大会を盛り上げています。

 

彫刻屋台

彫刻屋台

彫刻屋台お囃子

コース上の沿道には、各町内会のユネスコ無形文化遺産鹿沼秋祭りの彫刻屋台が繰り出し、お囃子で大会を盛り上げ全国から集まったランナーを応援しています。

開会セレモニー

まちの駅新・鹿沼宿で開かれた開会セレモニーでは、大会会長の佐藤信鹿沼市長が開会宣言をし、ゲストランナーとしてかぬまふるさと大使のプロボクサー吉野修一郎さんの挨拶、大会役員の方が紹介されました。

親子の部白玲コース(2㎞ 高学年)スタート

さすが高学年、親を置いていく勢いで元気よくスタートしました。

スタートを待つ親子の部白玲コース(2㎞ 低学年)

この中に小学3年生の長男と次女の子供がいるのですが、混雑した大勢の人の中から探すのが大変でした(別々に家をでて別行動をしていたので)。

次女の息子は前列の方にいたので何とか見つけることができましたが、長男の娘はついに見つけることができず、目の前を通過した瞬間に「じいじ~」と声が聞こえ目が合い「がんばれ~」と声をかけることができました。

スタート直後に先頭の方の子が転倒、次女の息子がそれに巻き込まれ転倒し、右わき腹を手で押さえながら怒った様子で目の前を走り抜けていきました。

転ばなければ1位になっていたかもしれないにといっていました。
そして、午後からサッカーの練習試合だと言って出かけていきました。

大勢の人たちの中にいる孫の写真を撮るのは難しく、ズームレンズを使って人と人の間に顔を覗かせる姿を狙たのですが、”よしっ”と思った瞬間に前に人が入り、ナイスショットの写真を撮ることができませんでした。

この後、走っている姿を撮るためゴール手前の市役所前に向かったのですが、小学生といえども子供たちの走りは早い、すでに子供たちは次から次へと通り過ぎ、孫たちの姿は見られずついに誰も来なくなり、孫たちの勇姿の写真を撮ることができなかった。

距離にして200m程度なのに、2㎞を走る孫たちの方が早かった。

男の子は、キロ4分30秒で走ったとのこと。

移動するのに時間がかかった。

膝さえ怪我していなかったら。

市役所前を走る白玲コースの子供たち

元気よく楽しそうに市役所前の道路を走る子供たち。

私が走る予定だった華宝コース(5㎞)のスタート前の様子です。

 

鹿沼さつきマラソン大会は、ランナーたちを苦しめる最大の難関、市役所前からゴール御殿山球場まで200m~から300m程度の上り坂が待ち構えています。

鹿沼さつきマラソン最大の難関、ゴールの御殿山球場への急勾配の坂を、最後の力を振り絞って必死に駆けあがるランナー。

市役所前から上り坂となり、御殿山球場入口の手前からさらに急な上り坂となり、疲れ切ったランナーをさらに苦しめます。

ゴール

そしてフィニッシュ!!

ゴールした瞬間に、走りきったことの達成感に”ホッ”とし、ランナーたちは笑顔が溢れます。

ご当地ヒーローの「カヌマン」は、子供たちに人気です。

コロナ前には、この場所にスポーツショップや食べ物の出店が並んでいたのですが、今大会からは市役所前に移動しガラガラとなっています。

 

表彰台

参加賞引換所

例年であればここでランナーの受付をし、参加賞と引き換えていたのですが、新型コロナウイルスの感染対策のため、今回は受付および健康チェックシートの提出もなくし、参加賞の引換だけで出走できるようになりました。

参加賞引換券を提示し、大会プログラムと参加賞、スポーツドリンクと引き換えます。

ドリンクサービス

救護所

放送席

市内の女子高校生が会場内の放送を担当しています。

完走証

ゴール後は、ここでチップの回収と完走証の発行を行ていましたが、新型コロナウイルス感染症対策のためチップの回収だけ行い、完走証は大会公式ホームページにアップされ、そこからダウンロードできるようになりました。

記念写真撮影台

さつき引換所

鹿沼市はさつきの町としても有名で、市外からの参加者は「はるばる賞」としてさつきの苗木がいただけます(希望者のみ)。

県外に住む私の兄も毎回参加していますが、いただいてはいないようです。
車に積み込めば済むのですが、やはり荷物になるのが嫌なようです。
特に公共交通機関を使ってきてる人には大きな荷物になってしまいますよね。

ガーデニングなどやっている人には嬉しい参加賞なのかな。

市役所新庁舎

5月に完成したばかりの新庁舎正面玄関の駐車場に開設された出店。

コロナ前までの大会では、出店で買った食べ物を食べる場所がなかったのですが、食べながら休憩するテーブルと椅子が設置されていました。

奥の荷物預け受付には、大勢のランナーが並び待っていました。

鹿沼市役所新庁舎

大会会場の御殿山球場(ゴール)とスタート会場の「まちの駅新・鹿沼宿」を結ぶ通路には、走り終えたランナーやこれからスタート位置に向かうランナー、家族などの応援者などが行き交いしています。

大会プログラム



参加案内

各コースのスタート時間・制限時間

コース案内図

このように市内中心部に各コースが設定され、市内の道路は交通規制されています。

交通規制う回路

交通規制予定時間

 

参加賞

もらって嬉しい参加賞
多くの大会が参加賞は、大会のロゴ入りのTシャツなのですが、鹿沼さつきマラソン大会は毎回品物が変わります。

第43回大会はアウトドアで使える「キャンプスレジャーシート」でした。
ビニール製のレジャーシートではなく、表地は絨毯のような”フワフワ”・”柔らか”な素材でできています。

期待していたとおりの貰って嬉しい参加賞でした。

Tシャツは衣類ケースに売れるほど一杯あります。

無料招待券

オンライン大会

鹿沼さつきマラソン大会は、ランナーズが選ぶ大会百選にも選ばれており、全国のランナーに人気のある大会です。

大会事務局では、「ごみを出さない日本一綺麗な大会を」をキャッチフレーズに毎回開催し、ごみ箱は大会会場に置いていません。
大会中もこのことを頻繁に放送し、ランナーをはじめ応援者など訪れた人に協力をお願いしています。

大会に訪れた皆さんの協力によって、大会中も大会終了後も会場にはゴミ一つ散らかっていません。

日本一マナーの良い大会になっています。

今大会の参加者は,約5,600名と新型コロナウイルスの前の参加者に比べたら約半分程度と少ないですが、エントリ期間中はまだ第9波の心配があり参加を控えた人が多かったのでしょうか。

来年の第44回大会においては、従来通りの約1万名の参加者が戻ってくることを、地元ランナーとして期待しています。

鹿沼さつきマラソンは、日本全国に誇れる素晴らしい大会です。

日本全国のランナーの皆さん、「鹿沼さつきマラソン」を楽しみに来てください。
これからマラソンを始めたいという方も是非「鹿沼さつきマラソン大会」に参加してみてください。

参加賞も実用的なものばかりで、地元ランナーとして自慢の大会です。

 

新型コロナウイルスの感染拡大により、この3年間通常開催されなかった鹿沼さつきマラソン大会も、参加者制限などの感染拡大対策をとり行われていました。

その大会の記事を下記に掲載しましたので寄ってみてください。

sabuphoto.hatenablog.jp

 

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